[217] 加水分解
投稿者/ kent [返信]
投稿日/2004年11月5日(Fri)18:05
まっちゃん、教えて欲しいんですけど、矯正が加水分解っていうところが、理解できないんですが、どちらの薬剤を使用した場合に加水分解が行われるのでしょうか?
実は、この件、初めて聞いて、僕の知識になかったので、毛髪化学の師匠と呼べる人に聞いたんですけど・・・
どうか、この場を借りて、ご教示くださいm(__)m
[235] Re: 加水分解
投稿者/まっちゃん
投稿日/2004年11月5日(Fri)22:18
矯正は加水分解ではないです・・・
どこかでそんな説明してましたっけ自分のHPかな?
少々の加水分解もしてますよって言う意味で使ったんだと思う
語弊があるので説明が難しいんですが
加水分解って色んなとこで使いますよね、学校では水溶液中の
イオンが水と反応するとかって習います、
塩が水と反応して酸と塩基に分解する反応です、もっと詳しく
言うとアニオン(弱酸)またはカチオン(弱塩基)を含む塩を
水に溶かすと一部が水と反応して、水素イオンや水酸化物イオン
を生成します
重縮合体が単量体に分解する反応は多糖類の加水分解という
言い方をします、ダイエットでは脂肪は加水分解によって
のみ遊離脂肪酸とグリセロールに分かれると言う使い方もします
もう一つ(しつこいって)身近なとこで石鹸は脂肪酸とグリセリン
がつながった油脂をアルカリで加水分解すると出来るという
使い方をします、僕が言ってる加水分解はアルカリと熱により
たんぱく質を分解することって使ってると思うんですけど
(薬液による加水分解ではありません)
これ自体だけを考えてしまうと髪にとって悪いし、たんぱく変性
おこして髪が御陀仏とか言ってるサイトもありますし・・・
間違えではないんだけど・・ん〜なんて言ったらいいんだろう
たんぱく質は80℃(90℃と説明してるとこもある)以上で
たんぱく変性が起きるのは解ってると思いますつまり、つまり
アイロンなど熱を使う以上必ず起こるんです、少しかたくさんか
の違いで、たくさん起きると2度とパーマやカラーが出来なく
なったり、棒状にツンツンになったりします、但し少々の
熱による加水分解なら保水性があり、水分を与えると水分に
よる艶としっとり感が得られというメリットもあります
この事は僕もアイロンパーマ(理容の)講師だったときに
先生に教わったことで僕自身が実際研究室で実験したわけでは
無いです、矯正に関しては奥が深くまだまだ勉強不足だと
思ってます、仲間内で矯正の情報交換してる人たちも
それぞれ師事してる先生によって多少言い分が変わってくるので
どれを信じていいのかわからないのも現状です(おおまかな理論
は一緒でも熱を加えたり、力(テンション)が加わった時に結果
髪のなかでどういうことが起こっているのか)
くせ毛をストレートにしたい場合ウェーブヘアの3倍程度の還元
が必要だと言ってる人もいますし、僕は傷めるだけだと思うけど
僕の知ら無いことがあったらどんどん教えてください
あと間違ってると思ったら指摘してください、色んなサイトで
レポート書いてるんで数年前に書いたものなんて、間違ってる
こともあったりします←無責任ですどこで書いたか忘れてます
今損傷毛の発生をエステル化って説明してるとこもあるでしょ
エステル化って加水分解の逆だよね上の石鹸の例で言うと
グリセリンと脂肪酸から油脂ができることなんだよね
酒飲んでるんで頭がこんがらがってきてしまったけど、
損傷=エステル化ではなくどういった反応の結果エステル化とか
加水分解って使わないと誤解を招いてしまうと思うんだ
エステル化だけを説明すると水分子をとったらアミノ酸から
タンパク質ができることなんで髪にいいじゃんとか思うし
もっと詳しく言うと(酔ってるんでしつこい)
一方のアミノ基と他方のカルボキシル基との間で水分子が
とれるとペプチド結合を構成しますってこと、ペプチド結合って
皆さん知ってる通りたんぱく質の主要な結合です
こうやって説明するとなんか髪に良い様にも感じちゃうでしょ
言葉って難しい!
PS加水分解と熱変性の事は上に書きましたがアイロンパーマ
でウェーブをつくるにはそれが少し関係してます、前にも
ここで書きましたが矯正に使ってるアイロンで矯正しながら
内巻きや外はねみたいに形をつけて、アイロンなんで形は
付くけど、なごや巻きみたいにくるくる巻いても2液処理すると
余り形がついてないでしょ、これは矯正用のアイロンが
両熱アイロンだからなんです、アイロンパーマは
毛表皮の外と中の差異を使って形成します、ですから毛先に
動きをつけたい場合、動きをつけたい部分まで矯正用の
アイロンをかけて(毛先まで1度熱を入れてしまってはだめ)
動きをつけたい部分だけ片熱のアイロンで(丸めたい方の
内側に熱がくるように)かければ乾いた時にクルンって
かかります、デジパーマと原理はいっしょですあれも
内側から熱の放射でしょ片熱です!
やばっ・・・すごく長くなってしまった
[236] Re: 加水分解
投稿者/オカムラ 東京都 男性
投稿日/2004年11月5日(Fri)23:44
ほら ゆかさんメモして ゆかさんには難しいかもしれないけど ますたーはもうコピペしてるよ この板いつ突然消えるか分らないし
今日 給料支払い日でしょ 大丈夫?
[237] Re: 加水分解
投稿者/ゆか
投稿日/2004年11月6日(Sat)00:03
さすがおかむらさん。。。うちの給料支払日までチェックしてきにしてくださるなんて。。。。
どうにかこうにか大丈夫でしたよ。
やっぱり、支払いが終わってる分で大分助かってます。
ところで、読者登録って、おかむらさんもブログはじめたんですか?
[238] Re: 加水分解
投稿者/オカムラ 東京都 男性
投稿日/2004年11月6日(Sat)00:18
ただの流れで書いただけ ブログに登録しないと読者登録できないの?
ブログやるならアーカイブとか「ぶつぶつ独り言」を流すだけだよ
ゆかさん絡みのアーカイブいっぱいあるよ かなり笑える内容だよ 削除はしない
[239] Re: 加水分解
投稿者/あっこちゃん 海外 女性 37才
投稿日/2004年11月6日(Sat)05:17
まっちゃん、すご〜い、すご〜い!
化学苦手だから、ほとんど分かんないけど、矯正パーマの仕組みだけ理解できましたぁ!!!さすが、模試ヒト桁!
そういえば、高校の必須のクラブ活動で、化学部になんでか所属してて、石鹸とか爆弾とか作った時のことを思い出しました。
[244] Re: 加水分解
投稿者/kent
投稿日/2004年11月6日(Sat)09:07
まっちゃん、返信ありがとうございますm(__)m
下記記述で疑問を感じたんです
>シスチン結合を切断、再結合させるのをストレートパーマと呼び、加水分解によるパーマの応用を縮毛矯正と呼んでいます
やはり加水分解ではなかったんですね。良かった。
ところで、yahooの「毛髪補修を基本から」というトピはご覧になっていますか?僕の師匠がよく書き込みしていますが、彼はメーカーも真っ青になる知識の持ち主です。
最近うちは、矯正やデジパでは高分子タンパクのγケラトース(分子量2〜3万、疎水結合する)キトサン誘導体をよく使っているんですけど、僕は師匠を通じて原液で入手しています。
まっちゃんも原液いっぱい持ってそうですよね^^
他の皆さん、今メジャーメーカーの処理剤って数多くありますが、それらはほとんど同じ原液メーカーの希釈物ってご存知ですか?特許庁の論文(?)では毛髪補修の際の必要濃度も定義しているくせに、低濃度に薄めて売っているメーカーもあるとか。
とか偉そうに書いた割りに、僕化学はまだまだヘタレで、今年は有機化学の本を借りて読んだりもしたんですが、頭にまったくといっていいほど入りません。。。
[254] Re: 加水分解
投稿者/まっちゃん
投稿日/2004年11月6日(Sat)13:11
kentさんサンキュー!
なんか誤解を呼ぶ書き方ですね、
早速直しておきました!
「毛髪補修を基本から」というトピは勉強になります
毛髪補修はこの業界の今後の課題だと思います
究極は髪の毛を造れてしまうといいんだけどね!
[255] Re: 加水分解
投稿者/5号
投稿日/2004年11月6日(Sat)15:01
まっちゃん先生、スゴすぎ!天才サイエンティスト〜!!
kentさんもレベル高っ!今頃、全国の美容師さんは
このスレッド保存してますって。無料講話だよ〜ん。